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日記というかメモ

ネットで拾った情報を趣味でまとめています

セルゲイ・ポルーニン

  • 最終更新: 2017.04.17

■ 生い立ち

年齢 できごと
1989 0歳 11月20日、南ウクライナのヘルソンに生まれる
1993? 3歳 地元の体操クラスに通い始める
1999 8歳? キエフのダンススクールで学ぶ
2003 13歳 ロイヤル・バレエ学校に入学
2007 17歳? ロイヤル・バレエ入団
2009 19歳 ロイヤル・バレエ史上最年少の男性プリンシパル
2012 22歳 ロイヤル・バレエを電撃退団
モスクワ音楽劇場バレエ入団
2014 24歳 デヴィッド・ラシャペルと出会う
2015 25歳 「Take Me to Church」動画公開
2016 26歳 映画「Dancer」公開
2017 27歳 プロジェクト・ポルーニン公演
ゲストプリンシパルとしてロイヤル・バレエに復帰?

A Dancer’s Demons | 1843 magazine

# 練習生時代
  • 6歳の頃から学校と練習を両立するハードな日々
    • 午前8時から12時まで学校へ通い、終わったら午後6時まで練習
    • 食事をした記憶がない
    • 練習で体力を使い果たし、帰宅早々倒れこむこともしばしば
  • 12歳になった頃には隔週でコンテストに
    • コンテストは大嫌いだった
      • その場のプレッシャーも、終わったあと毎回母親に叱られるのも
  • バレエ転向のきっかけは8歳のときにかかった肺炎
    • しばらく入院したがなす術がなく、怪しげな気功師まで呼んだ
    • 数ヶ月ぶりに戻ったクラスでは他の生徒から大きく遅れを取っていた
    • 自信喪失し、体操からバレエへの転向を決意
  • キエフのバレエスクールに入学
    • オーディション時、ポルーニンの資質は飛び抜けていた
    • 最初の1年は母親と同郷の同級生と3人で暮らした
    • 翌年から4年間は母親と2人きり、ひとつの部屋で生活
    • 学校まで治安の悪い地域を通らねばならず、毎朝毎晩母が歩いて送り迎え
      • 学校のあとは音楽と絵画のレッスン
    • 母は常に練習を見学し、やる気がないと叱った
      • 今から思えば失読症かADDだったのでは
      • 宿題をろくにやらず、母はよく学校に呼ばれていた
      • クラスでは冗談ばかり言っている子
    • バレエスクールではスターだった
      • 先生の教えは「プリンシパルにならない限り、バレエは男の仕事ではない」
      • 厳しい先生のもと唯一満点を取った
      • 優秀なバレリーナの相手役として、舞台に上がる機会も多々
    • ある日、バレエ写真家だったイヴァン・プトロフの父が話しかけてきた
      • 彼の息子イヴァンは10年前にソロの舞台に立ち、今はロイヤル・バレエで踊っていると
      • 母親はこれを聞いてロイヤル・バレエを受けさせるという選択肢があることを知ったのでは
  • 2003年冬に最終選考、2004年3月にロイヤル・バレエ学校に入学
    • 身体能力の高さから2学年上のクラスに入れられる
    • 英語が話せないため勉学のクラスには入れず、代わりにバレエの練習
    • 英語の先生はつかず、ひとりで何時間も英語のCDを聞いて過ごした
    • キエフのスクールではよくケンカしたが、ロイヤル・バレエ学校の生徒はみな大人しかった
    • このチャンスを逃すまいと、レッスン以外の時間もひたすら練習
      • 他の生徒がご飯を食べている間に柔軟をしたりビデオを観て研究したり
    • 単独行動が多かったがクラスの中でも一目置かれる存在に
      • ポルーニンは自分の能力の高さを誇示することもなかった
    • 虫や小動物を大切にする子供だった
      • 誰かが蜂を殺そうとすれば止め、ネズミが罠にかかっていれば放してやり、カブトムシを近くの公園に移してやるような
      • 自然に優しくしていれば、自然が守ってくれると信じていた
  • 2004年の秋にアッパースクールへ
    • 授業が終わったあと何時間もひとりでクラシックバレエばかり練習
      • 当時コンテンポラリーには全く興味がなかった
      • 鍵を閉める用務員の終電ギリギリまで粘った
    • 15歳のときに両親が離婚、2日間泣き続けた
      • もう誰にも自分のことを傷付けさせまいと誓う
    • スクールの最後の半年を過ごしたシェアルームはひどい有様
      • 放置した食べ残しに虫が湧いていたり、ネズミがそこら中を駆け回ったり
      • あまりの汚さに、すでに2人の生徒が逃げ出していた
      • ポルーニン自身は自然が好きなので気に留めず
      • この時期にドラッグを覚え、午前中のクラスに遅刻したりした
      • 目に余る素行の悪さに、すぐに退学するか卒業まで行儀よくするか選べと迫られた
# ロイヤル・バレエ入団
  • 2007年、ロイヤル・バレエに入団
    • デビュー後まもなくソロを踊る異例のスピード昇格
    • 1年後には主役を
  • 2009年ファーストソリスト、2010年プリンシパル
  • あまりの忙しさからスランプに
    • 2011年の1年だけで、大きな役柄を6つ
      • 役柄について咀嚼する時間も、動きの意味を考える時間も皆無
    • ルームメイトだったジェード・ヘイル=クリストフィと寝ずにゲームをして過ごすように
    • パーティで夜通し遊んだり、タトゥーパーラーへ出入りも
      • 胴体部分に入ったタトゥーはこの時期のもの
        • ジェームズ・ディーンヒース・レジャーをモチーフにしたもの
        • 遠吠えするオオカミ
        • 十字架など
        • 胸のひっかき傷
          • もともと入っていた色が気に入らなかった
          • 色を落とそうとしたらひっかき傷のようなものに
  • 仕事へのモチベーションも上がらず
    • 30分でも多く睡眠を取るため、スタジオではなくトイレでひとり準備運動
    • クラスには遅刻し、練習中にジャンプすることも稀
    • 練習態度は真面目とは言い難かったが、本番の舞台では完璧に踊った
    • 目指していたキャリアの頂点に達するも、待遇は理想とは程遠い
      • ただの金持ちでなく億万長者になりたかった
        • 家族ひとりひとりに大きな家を買って
        • 1ブロック買い占めて困っている友人に無償で貸し出して
        • 故郷ウクライナで自分のような境遇にある子供に手を差し伸べてあげられるくらいの億万長者に
    • 舞台でのパフォーマンス維持のため栄養ドリンクに頼り始める
    • 次第にコカインにも手を出すように
      • 疲れを感じず、集中力も保てる
      • ポルーニンのスキル/集客力の高さから、バレエ団の同僚たちは薬物使用に目を瞑った
  • スティーブ・ジョブスの教えに従う
    • 「『今日が人生最後だとしたら、今日やることは本当にやりたいことだろうか』。"No"という答えが幾日も続いたら、何かを変える必要がある。」
    • ロイヤル・バレエ団から去り、付き合っていた彼女との関係清算を決断
# 退団の日
  • ロイヤル・バレエを辞めた日は、2年付き合った彼女と別れたばかり
    • 今にも泣き出しそうなのを必死で堪えていた
    • 練習相手は厳しいことで有名なバレリーナ
      • 怒られ続けて頭に血が上り、練習を途中で切り上げて控え室へ
    • すぐに当時のロイヤル・バレエのディレクター、モニカ・メイソンとの面会を申し出る
    • 在籍中にあった海外バレエ団からの出演依頼は、ロイヤルでの出演予定が詰まっていて断るしかなかった
    • 1年前からすでに退団の意向は伝えていた
      • 昇給と、映画に出られるようバレエ団側へ待遇改善を要求
      • 昇給は叶えられたが、とても映画になど出られる状況にはならず
    • 控え室でそのまま3時間待ったが音沙汰がなく、結局自分の足でモニカ・メイソンの事務所へ
    • バレエももう辞めると言えばロイヤル側も諦めるだろうと
  • ロイヤル・オペラ・ハウスを出た瞬間、自由の風を感じた
  • 退団から3日後の「Men in Motion」には予定通り参加
    • オーガナイザーで元ロイヤル・バレエ団プリンシパルのイヴァン・プトロフとは古い知り合い
      • キエフの同じ学校で学んだ
      • 10歳年上で、メンターのような存在
      • 休暇でキエフを訪れた際はプトロフの実家にも寄った
  • 退団に伴って就労許可がないまま仕事をする状態に
    • 公演のため1週間日本に滞在後、英国に戻るためのビザはサドラーズ・ウェルズ劇場が工面
    • お礼に2度目の「Men in Motion」への参加と、パブリシティへの協力を約束
    • 質問を「Men in Motion」に関するもののみとしたが、メディアはもっぱらポルーニンの退団について聞きたがった
  • 当時、プトロフとポルーニンの精神的成熟度の差は明白
    • ポルーニンが好んだのはハリウッド映画やJay-Zの音楽
      • 古典バレエのキャラクターを自分なりに解釈することができなかった
    • プトロフが故郷の家族と密に連絡を取り合っていたのに対し、ポルーニンの母親は彼の動向をネットで知るのみ
      • 彼の出演する舞台も母親はまだ小さな頃に見たきりだった
      • 母親はいつも厳しく口を開けばダメ出しばかりだったので、舞台を見せる気が起きなかった
# 紆余曲折を経てロシアへ
  • 退団から2ヶ月の間は嵐のような騒ぎ
    • 玉石混合、様々な出演依頼が舞い込んだ
    • サドラーズ・ウェルズ劇場のスタジオで自主練
  • 10年ぶりに故郷ヘルソンへ
    • ヘルソンに住む父親と過ごし、思い出の場所を訪ねたり
    • かつて肺炎を治した気功師に会って助言をもらう
  • バレエ団との契約の道を探るためロシアへ
    • ユーロ危機の影響で出演予定だった公演がキャンセル
    • 当初アテにしていたABTからも契約を断られる
    • ロシアでも期待したような成果は上がらなかった
  • 落胆していたところへイーゴリ・ゼレンスキーから電話が
    • ポルーニンにとってゼレンスキーは畏怖の対象
      • 学生時代にビデオで研究していたダンサーの中にゼレンスキーも
      • ゼレンスキーはプーチンなどロシアの権力者との交友関係を噂されていた
  • 実際に会って意気投合
    • 父のような存在として尊敬
    • ゼレンスキーが芸術監督を務めるモスクワ音楽劇場バレエと契約
      • モスクワ音楽劇場バレエで4年踊れば、豪華なマンションが与えられる
      • ワガノワ・アカデミーを卒業したばかりだったクリスティーナ・シャプランのパートナーに
      • 海外バレエ団の公演にゲスト出演する時間もある
      • 古巣のレパートリーからも踊っていい
  • デビュー公演は成功
  • もともとゼレンスキーはポルーニンを助けたいと考えていた
    • ポルーニンに規則正しい生活の大切さを教えた
    • 身体を壊すほど遊んで成功した者はいない、とも
    • 夜遊びしてもドラッグはせず、良いワインを飲むだけ
    • バレエ番組に出演させてロシアでの知名度を上げる計画も
  • 居住環境も大幅に改善
    • ロンドン時代はシェアルーム住まい
    • モスクワでは警備員付きの大きなマンションに
  • 母国語で活動できるのがうれしい

Ballet’s men step out of the shadows | The Guardian

  • https://www.theguardian.com/stage/2012/jan/15/ballet-men-step-out-shadows
  • 2012.01.15
  • “Men in Motion"を企画したイヴァン・プトロフとの合同インタビュー
  • ダンスを始めたきっかけは母親
    • 貧しい暮らしからの脱却を夢見て
    • まずは体操のクラスから
      • 故郷のヘルソンにはバレエを習える場所がなかった
      • のちに才能を見出されてキエフ
    • 本当は友達とふざけて遊んだりサッカーなどスポーツを楽しんだりしたかった
    • キエフでは母親と同じ部屋で生活
      • 落第は許されないプレッシャー
    • 13歳でロイヤル・バレエ学校の奨学生に
    • 最近はバレエの芸術性も楽しめるように
      • 感情やドラマに興味がある
    • 跳躍の頂点に向かう飛翔感はなにものにも代えがたい

■ 人となり、プライベート

sergei polunin, the bad boy of ballet | i-D

# 好きなもの/こと
  • 感情的だとか惨めだとか悪意に満ちているとか、そういうキャラクターが好き
    • ハッピーなバレエはばからしくて嫌い
    • 自分はポジティブな人間ではあるが、必ずしもそのエネルギーの表出が喜びである必要はないと思っている
  • プライベートでは普通の人と同じようにお酒を飲むのが好き
    • 外食して、煙草を吸って、お酒を飲んだり
    • ときには飲みすぎて羽目を外したり
  • できる限り練習したくない
    • 1回のリハーサルだけで本番を迎えることも
    • ロイヤル・バレエでは演目ごとにひと月近くリハーサルを重ねた
    • 練習しすぎると興味を失ってしまう
    • 本番で全力を出すためにも自分自身の興味を保つ
  • 自分の踊りが好きでないので、自分が出ている映像は見ない
    • 映画のオファーも受けるが、自分の踊りが好きになるまでは出ない
  • 人生にはたくさん選択肢がある
    • 例えば男として軍に入ることに憧れも
      • ただし、そうすることによって失う可能性の方を考えてしまう
    • 若いうちに色々試したい
    • 年を取って家族ができたら新しいことに挑戦するのは怖くなってしまうだろうから
  • ファッション関係の仕事は知らない世界でおもしろい
    • ファッションの仕事だけに絞るつもりはない
    • 自分は男だからファッションの仕事は副業としか考えられない
    • 外見だけの男はダメ、スポーツ選手がファッションの仕事をするのはOK
  • 自分の経験を表現に投影もする
    • ジゼルでは、愛する人を失った悲しみを失恋の経験から表現
    • 感情的な演技をしたあとそれを克服するのに2-3日かかる
  • コレクションしているものは、女の子! …というのは冗談
  • コレクションしているものは、タトゥー
    • 胸にある傷のタトゥーが最初のタトゥーだった
    • 一番のお気に入りは、肩にあるイーゴリ・ゼレンスキーの顔

Sergei Polunin And Director Steven Cantor Discuss Their New Documentary, “Dancer” | BUILD Series

# スティーブン・カンターへの質問
  • スティーブン・カンターがポルーニンを知ったのは約4年前
    • プロデューサーのガブリエル・タナからの電話で
    • 本人と会う前は、身体中にタトゥーのある意地悪で気難しいロシア人かと
      • 実際に会ってみると思慮深く心優しい人間性に惹かれるものが
      • メディアの作り出したポルーニン像との大きなギャップ
    • ポルーニンの本当の姿についてもっと知られるべきだと
      • 彼がこれから迎える人生の転機を追うことに興味が湧いた
  • 動き出した当初は、ドキュメンタリーとしてどこへ行くのかも分からない状態
    • 4年でひとつの節目を迎えたと感じ映画に
    • ポルーニンは映画の編成過程等には全く関わらなかった
  • ポルーニンのことを問題児だと思って撮影したことはない
    • バレエ業界はその伝統故に融通の利かない世界
    • 名誉あるロイヤル・バレエ団を辞めたという報道ばかりが先行
    • 彼の行動は22歳という年齢を考えれば仕方のないもの
    • 事実、ダンサーとしての彼に落ち度は全く無かった
      • スキル、練習態度ともにプロフェッショナルとして
  • 「Take Me to Church」のリハーサルはサンタ・モニカで
    • ポルーニン、振付のジェード・ヘイル=クリストフィがスタジオで4-5日かけて丁寧に作り上げた
    • 撮影後、ラシャペルが断りなくネット上にリークした動画が爆発的に広まった
# ポルーニンへの質問
  • 当時の悪評について、最初はある種楽しんでいた部分も
    • 後になってからその影響を感じるように
      • 信用を失い、誰も自分の言うことを聞いてくれなくなった
      • ネガティブな感情に支配されるように
    • 問題児でいるのも楽じゃない
    • 次第に自分自身の想いよりも、記事に書かれた内容や評価を信じるように
    • 何をしても素行の悪さを裏付けるような言動ととられた
    • そこから抜け出すのに苦労した
  • 学生の頃から、常に自分自身として最良の結果を残せるよう心掛けてきた
    • 誰かと競ったり、誰かと自分を比較したりしたことはない
    • 自分が特別才能に恵まれていたという訳ではなく、他の生徒より練習量が多かっただけ
  • 「Take Me to Church」の撮影には9時間を要した
    • 事前にミッキー・ロークから自分の感情を解放する方法を教えてもらった
    • ビジュアル面はデヴィッド・ラシャペルを信じて全てお任せ
    • 9時間の撮影中、ずっと泣きながら色々なことを考えた
      • 今までの人生で起こったこと
      • 本当にダンスを辞めていいのか
    • 頭は空っぽのまま、走馬灯のように思い出が浮かんできた
    • 最後のつもりで、20年のバレエ人生の全てを込めて踊った
    • 故郷ウクライナで紛争が始まったこともあり余計に感情的に
  • 撮影が終わった瞬間、バレエを続けることを決めた
    • LAで受ける予定だった演技のレッスンをキャンセル
    • それから3ヶ月間、無償で踊った
      • 踊ることへの愛を自覚し、ただただ踊りたかった
    • 劇場を訪れることができないような人にもバレエに触れてほしい
  • バレエダンサーは男の憧れの職業だと思って育った
    • 高くジャンプするのも男らしいと
    • バレエがか弱いものだというイメージはない
    • ウクライナではバレエダンサーは尊敬の眼差しで見られる
  • ジェード・ヘイル=クリストフィに振付を頼んだ経緯
    • 彼とはもともと親友で自分のことをよく知っていた
    • 彼なら自分の意見やアイデアを尊重しながら振付をしてくれるはず、と
  • コンテンポラリーダンスは、自分では踊れないけど観るのは好き
    • バレエよりずっと自由に見える

Sergei Polunin: The dancer, the artist | Interview magazine

# デヴィッド・ラシャペルとの関係
  • 「Take Me to Church」の撮影で初めて会った
    • ハワイでの滞在5日間、たいした話はせず二言三言言葉を交わした程度
  • 2度目に会ったのは、彼の本の撮影に呼ばれたとき
    • はじめは1度目と同様、ほとんど話をしなかった
    • 何かのきっかけで意気投合
  • 今となっては多くの面で影響を受けた特別な人
    • ダンスに俳優に振付に、色々なことするアーティストになりたい
    • ラシャペルの仕事ぶりを見てアーティストのなんたるかを学んだ
    • ダンスを愛する彼のお陰で、ダンスに対する自分の想いに改めて向き合えた
  • ラシャペルとは今後も共同プロジェクトに取り組む予定
    • ラシャペルは新しいバレエを作りたがっている
    • 彼には理想とする未来のバレエ像がある
# 近況
  • 過去を悔やんだりはしないタイプ
    • 良い状況も悪い状況も楽しむ
    • ただ、破壊するのではなく代わりに何か創り出せたらよかったという気持ちはある
      • メンターが近くにいたら状況は違っていたはず
  • 練習は毎日する
    • 1日を有効活用するため、朝起きてすぐ練習を済ませる
    • 今も日々向上している実感が
  • 常に仕事に追われているようなプレッシャーからは解放された
    • アーティストとして色々なことに挑戦するのは楽しい
    • 子供の頃に戻ったような気持ち
    • ファッションの仕事をするのは好き
      • 演技をしたりカメラに慣れる練習にもなる
      • 素晴らしい写真家とも出会える
    • 12月からは映画の撮影が始まる
    • 自分のダンスプロジェクトも企画中
# ドキュメンタリーの撮影、俳優業について
  • 『Intelligent Life』誌に載ったインタビューがきっかけ
    • 記事を読んだガブリエル・タナからの提案で実現
  • 彼らが何を望んでいるのか分からず、信用できるまで年月を要した
    • 常にカメラが周りにあるのにも慣れなかった
    • 特に母親について悪く言われるのを警戒
  • ガブリエル・タナは自分の人生において重要な存在に
    • 葛藤の中を導いてくれた
      • ドキュメンタリー撮影の傍らでアドバイス
      • 役者でもなんでも、したいことができるようサポートすると
  • 毎晩20世紀FOXの映画を観て育った
  • ハリウッド俳優との交友関係
    • ミッキー・ロークと仲良くなった
      • 誕生日に電話をくれて、映画「レスラー」で履いたズボンをプレゼントしてくれた
      • とても心の広い人で、LAでもモスクワでも会った
      • いつかお返しがしたいし、彼と共演できたらこれほど嬉しいことはない
    • ハリウッドにいるときは大体ラシャペルといる
      • 他の業界人とはあまり付き合いがない

■ これからのキャリアについて

Sergei Polunin: Ballet’s bad boy opens up about love, dance and rebellion | Harper’s BAZAAR

  • http://www.harpersbazaar.co.uk/culture/culture-news/news/a40385/sergei-polunin-interview-2017/
  • 2016.09.23
  • ロイヤルを辞めた理由は、バレエダンサーの待遇の悪さへの憤りから
    • ロイヤル時代は1日11-12時間、週6日間働いていた
      • それでも給料は低い
        • 昔はダンサーの地位も高く、家を買うこともできた
        • 今は学生のようにシェアハウスに住むことしかできない
      • サッカー選手が3日間で稼ぐのと同じ金額をダンサーは1年かけて稼ぐ
    • ダンサー同士の激しい対抗意識
      • 芸術は本来そういうものではないはず
      • 大切なのは上手い下手ではなく、自分が何を与えられるか
    • バレエ業界の状況に絶望し、辞めた
  • 一時はロシアに活動拠点を移すが、ほどなくロシアからも離れ、友人の家に転がり込む
    • 人生で初めて手に入れた自由な時間
    • 何をすればいいか分からず、ただ家でぼんやりテレビを見ていた
  • デヴィッド・ラシャぺルと仕事をしたことで、意識に変化が
    • バレエはやめようと思っていた頃、好きなことを仕事にしているラシャぺルと出会った
    • ラシャぺルを知る前、自分はただのバレエダンサーだった
      • ひとつのことだけをするのに飽きていた
      • やりたいことはなんでもしていいと彼に教わった
  • ロイヤル時代にマネージャーがいたら状況も変わっていたはず
    • ロイヤルを辞めてからの4年間で精神的に大きく成長
    • ものごとがうまくいく秘訣の70%は、いいメンターがそばにいること
    • 当時は誰も自分の話を聞いてくれないし、自分のことを気にもかけないと感じていた
  • 同じようなストレスを抱えるダンサーのためにプロジェクト・ポルーニンを
    • 日々の仕事から離れてクリエイティブなことに取り組める場をダンサーたちに提供したい
    • 個性や歓びを思う存分表現し、楽しむ機会を
  • バレエをもっと民主的に、もっと開かれたものに
    • ゆくゆくはダンス映画の制作やライブパフォーマンスの企画も
    • もっと多くの人が踊ることの楽しさを知れば争いも減るはず
  • プロジェクト・ポルーニンの企画
    • ダンサーの検討から衣装デザインまで関わっている
    • 美しい装いはそれを身に纏う人のエネルギーも美しくする
  • ダンスの他に情熱を傾けるものが2つ
    • ひとつ目は映画
      • すでに2つの作品に出演
      • 映画に出るのは長年の夢
      • 上手くできなかったらと考えるとおそろしかった
    • もうひとつはナタリア・オシポワ
      • 2015年「ジゼル」で初めて共演
      • オシポワとの出会いが自分をまっとうな人間にした

On pointe | Eye For Film

Capturing the dance | Eye For Film

  • http://www.eyeforfilm.co.uk/feature/2016-10-05-sergei-polunin-and-steven-cantor-in-conversation-on-david-lachapelle-family-and-project-polunin-feature-story-by-anne-katrin-titze
  • 2016.10.05
  • 映画「ダンサー」の監督、スティーブン・カンターとの合同インタビュー後編
  • 「Take Me to Church」という曲を選んだのはラシャペル
    • そもそも曲がリリースされる以前にラシャペルが見つけてきた
      • ポルーニン自身は撮影前、歌詞の内容を特段気に留めなかった
      • 宗教的な文脈や人間としての自立など多面的に解釈できる
    • 彼にダンスシーンの撮影を任せることに決めたのは、映画「RIZE」を観て
    • ガブリエル・タナがブッキング等を手配
  • もともとはあの曲を最後にポルーニンが踊ることを辞め、映画のエンディングとなるはずだった
    • ラシャペルが断りなくネット上にリーク
    • 誰も、ラシャペル自身もあれほど大きな反響を得ようとは予想していなかった
    • ポルーニン含め他の制作陣は、はじめラシャペルの行動に怒り唖然
    • 次に、あまりの反響に驚き
    • 自分の踊りの影響力を知ったポルーニンはバレエを続けることに
      • 自分の踊りが誰かをインスパイアすることができるのでは
      • ダンサーのために何かできることがあるのでは
      • これらの気付きがプロジェクト・ポルーニンの企画へ
    • 映画の構成も変更
  • プロジェクト・ポルーニンの目的は、ダンサーのための環境整備
    • ダンサーが気軽に相談できるよう複数の弁護士に協力を要請
    • 現状、ダンサーは引退したらそれで終わり
      • 今後は引退後のダンサーが若手育成に携われるような仕組みも用意したい
  • 両親の離婚を知って
    • こんなに悲しい想いをするのなら金輪際記憶などいらないと思った
    • その経験から、泣いているMEMORIESのタトゥーを入れた
    • 信心を捨て、冷淡で閉鎖的な人間に

Sergei Polunin is a bad boy no more | The Times

  • https://www.thetimes.co.uk/past-six-days/2017-01-29/culture/sergei-polunin-is-a-bad-boy-no-more-97vfzqprn
  • 2017.01.29
  • 演技のレッスンの一環としてボイストレーニングを受けている
  • 以前はダンスができるからしているに過ぎなかった
    • ダンスをしたいと自発的に思ったことはなかった
  • 家族で過ごす時間が好きだった
    • 家族が一緒にいられないのならバレエをしている意味もない
    • 自分を責める代わりにバレエや両親を責めた
    • 自分で責任を引き受けて変えようとは考えなかった
  • 今は、願ったことはなんでもできると信じて努力している
    • 両親それぞれと改めて良い関係を築くこと
    • バレエ業界を変えること
  • ロイヤル・バレエを辞めた理由のひとつに組織への不信感が
    • 友人であり同バレエ団のプリンシパルでもあったイヴァン・プトロフへの待遇の悪さを目の当たりに
    • ここから抜け出す方法を考えなくては、自分もいつか同じ目に遭うと思った

Sergei Polunin: the bad boy of ballet grows up | The Times

  • https://www.thetimes.co.uk/article/dancers-need-more-help-they-are-always-at-the-bottom-of-the-pile-rlb7wzzqt
  • 2017.02.24
  • 身体が思うように動くうちに精いっぱい踊る
    • 信頼を得て汚名返上も
    • ほんの冗談のつもりで言ったことがあんなに広まると思わなかった
  • ロイヤルには感謝している
    • 当時辞めるしかなかったのはひとえに自分のせい
    • 踊る以外に、役者をしたり広告やバラエティ番組に出たりしたかった
    • したいことをするには、それまで培ったものを捨ててイチから始めるしかないと思った
    • 組織の中にいれば決断しなくて済むが、自由はほぼない
  • 「Murder on the Orient Express」の撮影
    • 出演者同士、仲良く撮影している
    • 共演者のウィレム・デフォーは「エコーとナルキッソス」のリハーサルに来てアドバイスをくれた
    • 朝タトゥーを隠すメイクの間で撮影に向けて集中力を高めている
    • カメラの前に立つのは楽しい
  • ダンスを通じて自分ができることがあるのがうれしい
    • 自分をダンスの道に進ませた母親に感謝している
    • ロイヤル・バレエの舞台にももう一度立てたら
      • 2013年の「マルグリットとアルマン」ゲスト出演が最後
      • ロイヤルとは今も連絡を取り合っている

Maverick dancer Polunin seeks to be David Beckham of ballet | AP News

  • https://apnews.com/90283ab0cf7a47a3a1bdbf1bc7008dcf
  • 2017.03.01
  • 凝り固まったバレエ業界の体制を変え、更に自由なクリエイションを可能に
  • バレエ業界にとってのデヴィッド・ベッカムのような存在になりたい
    • ベッカムのようなスターが出れば、バレエ業界も今より脚光を浴びるはず
      • ベッカムが注目を集めたことで、サッカー選手全体の影響力が増した
    • バレエダンサーにももっと発言権を
  • 俳優業への挑戦
    • ケネス・ブラナーの映画「Murder on the Orient Express」に出演
    • 現場でジョニー・デップが演技をする様を観察
    • 演技のスキルはまだ発展途上
    • ダンサーと俳優は、感情表現という大きな共通点が
    • 朝3時に起きてバレエのレッスンをしてから撮影現場に行く生活
    • 次の出演作は、レイフ・ファインズ監督によるヌレエフの伝記映画「The White Crow」
      • ベルリン映画祭でお披露目予定

Ballet’s bad boy on dancing, dreams & the dark side of drugs | DAZED digital

  • http://www.dazeddigital.com/artsandculture/article/35020/1/sergei-polunin-on-dancing-dreams-and-the-dark-side-of-drugs
  • 2017.03.06
  • 練習時間は体型維持のために毎日1-2時間程度
    • 公演前ならリハーサルをプラス3-4時間
    • 3歳に体操を始めてから毎日運動をしているので、運動しないと気持ち悪い
    • リラックスしている時間はあまりない
  • バレエダンサーのメンタルヘルス
    • ダンサーは常にプレッシャーにさらされている
    • 継続的な食事制限とオーバーワーク
    • 精神的に参ってしまう人も多い
    • 学校は軍隊組織のよう
  • ロイヤル時代はコカインを吸って舞台に立ったことも
    • 痛みを感じず、無限にエネルギーが湧いてくるような気分
    • 一時的には良くても、後々が精神的にも肉体的にも悪影響が
    • 200歳まで生きられるならコカインを吸う選択肢もあるかも
  • ダンスは魂の言語
    • バレエには制約が多く自由ではない
    • ラ・ラ・ランド」の成功も、みんなダンスを見るのが好きだということを示している
    • インド映画もダンス要素が強くて好き
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